フェブのアトリエ、大家さんからお借りしたときは まだ内部にモノがたくさんありました。私のほうで処分するとのことでお借りしましたが、大家さんの必要なもの不要なものの判断は、管理人さんにつきあっていただき片付けをしました。
その中に、管理人さんにはただのゴミにしか見えないモノで、私にとってはお宝であるものがたくさんありました。その一つが古い材木。この中には、私のアトリエのお隣に立つのこぎり屋根の機屋の一部を解体した際のトラス(三角屋根の構造材)や梁と思われるものもあり、おもしろいところにボルトの穴が開いていたりし、その形跡からいろいろと想像が膨らむ楽しい思いもしました。
ようやく片付けが一段落し、先日これらの古材を洗いました。風がさわやかな心地のよい陽気のなか濡れた木材の乾きも早く、数十年のホコリをおとしてさっぱりとした木材たちを見ていると、どんなふうに使おうかなと夢が膨らみます。素材もサイズも色味もばらばら。でもみんな、いい味してます。
これら古材たちがどうなるか、完成したらまたご報告します。