DIYサポート 本日のCoffee tree Vol.6

八王子に新規開店されるCoffee treeさん。この春からSTUDIO FEVE スタジオフェブ のDIYサポートを利用いただき工事が着々と進行中です。

看板がまだないので即席看板で広報です。Coffee treeさんの字体がまだ決まらないので看板はまだつくれないわけです。

今日はフローリングを貼り始めました。私の仕事では無垢のフローリングを使うことが多いのですが、ここは喫茶店でいろいろな人が出入りすることを考慮して塩ビシートのフローリングにすることにしました。塩ビシートはピンキリで質のよくないものは安価で見栄えもそこそこですが、今回使用したのは、かなり硬くて緻密、プリントも本物と見まごうほどよくできています。これなら多少汚れてもすぐ拭き取れるし、水がしみる恐れもなく、お掃除もモップで手軽に出来そう。ということでこちらを選びました。

なにしろこのフローリング、在庫僅かということでお値引きされてたのもラッキーでした。でも送料が結構高くて、「自分の車で取りに行ってもいいのですか」とお店に問い合わせましたら、「それは構いませんが愛知県になりますよ」「・・・愛知県ですか」とあっさり白旗という顛末もあり。

そんなこんなでしたが、これはなかなかよくできていて、遠目には本物の無垢フローリングに見えます。世の中のプリント技術の進化はすごいです。

本来ならウレタン系の接着剤で櫛目ゴテで、といったように張るのが一般的かと思いますが、今回は現場の様子からちょっとそれをすっ飛ばしまして、イレギュラーなやり方で。

ほんとの職人さんからしたら、こんなやり方だめだよーって言われてしまうかも。というのもこちらの場所は以前事務所として使われていたテナントでした。なので床はOAフロアの上にタイルカーペット敷き。先日水道工事をするのに水回りの床のカーペットをはがしたところ接着剤がベッタベタで、その上を歩こうものなら靴が脱げてしまうくらいの粘着力がありました。そうとは知らずその上を歩いたものだからスニーカーの裏は接着剤でべったり、拭いても取れやしないのです。その靴で外を歩いものですから小石がジャリジャリとへばりつき、いまだにざらざらとしたいやーな感触のまま外を歩く始末です。

そんなこんなで既存のカーペットをはがしても接着力がしっかりとあったので、そのままフローリングを貼ってみることにしました。一部貼ってみて数日様子を見、その上を歩いてみて問題がないことを確認、このままで行けそうとの判断で継続してそのやり方で貼っていきます。いずれ浮いてきたらその時接着しようという省力化作戦です。

それでもやっぱり大変な作業ではあります。どこを基準にして貼っていくか、どういう貼り方向にするか、相談しながら決めていきます。塩ビとはいえ無垢のフローリングに比べて楽なのはカッターで切れること。それでも緻密で硬いこのフローリングは、カッターの刃がなかなか入りません。力を入れすぎると曲がって切れてしまいます。青砥ご夫妻の団結力がここでもいかんなく発揮。役割分担を適切に、作業はもくもくと進みます。

一部配管のある部分は、型紙を作って可能な限り隙間ができないように施工します。これ、もしかしたら職人の仕事より丁寧なのでは。こだわりぬいた手技です。

肉体労働はお腹が空きます。この日は、あーちゃんのお父さんが炎天下のなか八王子の駅前まで出向き、キッチンカーのおいしい炙りポークを差し入れてくださいました。暑い中ありがとうございました。ボリュームもあってとってもおいしかったです。

これで午後ももうひとふんばり。よく働く青砥ご夫妻の一日でした。

STUDIO FEVE(スタジオフェブ)は、東京多摩の西の端、日の出町で古さを活かすモノづくりをしています。里の風景が残る集落の片隅にある小さな古い小屋で建築設計、DIYサポート、古材家具製作などを行っています。