旅立ちました紋紙たち

紋紙という言葉、ご存知の方はいらっしゃいますか。

紋織り機に付属した厚紙に穴を開けたもので、その穴の中を糸がとおって様々な模様の生地が織りあがります。私は、初めてこの紋紙を見たとき、何てきれいなのだろうと思いました。幾何学模様のパンチが様々なパターンで整然と並んでいる様は、芸術です。

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使われなくなったこの紋紙、私はアトリエのブラインドや建具に使っています。幾何学的に並んだ穴から漏れる陽の光はやわらかでなんとも言えないぬくもりがあります。古いモノってやっぱりいい。

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ミナペルホネンのshopでは、この紋紙、 フィッティングルームの壁全面に貼られていて、とても素敵な空間になっています。ミナのモノづくりは私の憧れ。

今日、私のアトリエを訪ねてくださったハニカムステージの小金沢さんも、この紋紙に反応され、すてきに紹介くださいました。STUDIO FEVEの宣伝までしていただき、ありがとうございます。

http://ameblo.jp/onnanoshigotojuku/entry-12223733638.html

そして、先日思いがけないことに、この紋紙をタペストリーとして使いたいという方が現れました。どんな風に使われるのか興味があって、その紋紙を持ってお宅訪問。

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襖を隠したいとのことで、その前面に2連で。なんの違和感もなくしっくりと収まって、いい感じです。

とても心地のよいお住まい、モノを厳選してシンプルに暮らされていました。

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一度しかお会いしたことがなかったお客様なのですが、とっても話が弾んで楽しかった。

紋紙たち、今度はどこへ旅にでるのかな?

STUDIO FEVE(スタジオフェブ)は、多摩 八王子でDIYのサポート・リノベーション・家具製作・建築設計を行っています。