糸のための飾り棚をDIYでつくっています。DIYの家具作り、大好きな作業です。
傷んだ古い木箱2個をリサイクル。幅1.1m、高さ58㎝、奥行き34㎝の木箱を長手方向に真っ二つに切ります。電動丸のこを使用しました。危険なので慎重に。
木箱の上部、虫が喰っていてボロボロ、この部分は目立たないよう使用します。
奥行きは、飾る糸のサイズで決めています。
倉庫の中で何年も放置されていた木箱なので、たわしでごしごし水洗い。これで泥汚れもさっぱりと。
数日陰干しして乾かします。
ここでようやくシーラー塗り。シーラーとは、塗料を塗った際に下地の汚れが浮いてくるのを抑える役割、この後に使用する塗料の密着性向上と吸い込み防止のための下地材です。
これを塗らないと、ペンキを塗った際に木材の汚れやアクが浮いてきてしまいます。また、ペンキがどんどん木材に吸い込まれてしまい、とても不経済です。
古い木箱をリサイクルするので、今回はシーラーを2度塗りしています。
シーラーを塗ると濡れ色にかわりました。
一日放置した後、ようやくペンキ塗り。様々な色の糸を引き立たせたいので、白い棚にします。日本ペイントの水性ケンエース。扱いやすく匂いもほとんど気になりません。インターネットで購入できます。白ペンキ、私はよく使うので16kgを購入します。注意すべきは、ツヤなしを選ぶこと。私はテカテカ光るのは好みではないので、水性ペンキはすべてツヤなしを使用しています。ただし、汚れが取れにくいという難点があります。
乾いては塗り、乾いては塗り、下地が木の濃い茶色なので何度も重ね塗りが必要です。
最低3回塗り、あとは色むら部分を調整します。
一人で作っているので壁の高い部分への固定は、周辺のあらゆるものを利用して行いますが、けっこうたいへんなんです、これ。
インパクトドライバーはよき相棒。DIYを本格的に始めたい方はまずこれを買っていただくのがよいかと思います。手回しのドライバーより作業効率が格段アップしますし、ちょっとプロっぽくなった気分になれます。
壁にビスで固定しました。片手で重い木箱を支えて、もう一方にインパクトを持ってビス打ち。壁のど真ん中につけるのが苦労しました。これ、お手伝いの人がいたらほんとラクなのですが。
上部で苦労したので、下部の取付はらくらく。
作業はまだまだ続きます。
STUDIO FEVE(スタジオフェブ)は、多摩 八王子でDIYのサポート・オリジナル家具製作・建築設計を行っています。