先日 FEVEのホームページにお問い合わせがありました。
昨年、伊勢丹立川店さんでのアート&クラフトフェアでDIYワークショップに参加いただいた方からでした。「ものづくりが好きだった父の釘や道具があるのですが、使っていただけませんか。へんな問い合わせですいません」というものでした。
とてもすてきな方で、またお会いできないかなと思っていたので嬉しいメールでした。そんなこんなで、私の完成が見えない発展途上のアトリエへ来ていただくことになったのですが、そこでちょっと困ることがありました。
最近ごくたまにお客様がいらして下さるのですが、まだろくな暖房設備がなく小さな電気ストーブやらブランケット、湯たんぽ、カイロと総動員してもとにかく寒い。そこで、いろいろ試行錯誤してたどり着いたのが、自宅マンションのDIYリノベ中に家のなかで使用していた2畳ほどの広さのテントです。
このなかに自作のこたつと電気ストーブ、照明器具を持ち込み寒さから避難できる場所を確保しました。カマクラみたいねと、親子でこの空間をとても気に入って下さってほっと一安心。この狭さが不思議と心地よい感じで、お二人とのおしゃべりも弾みました。
そして、持ってきてくださったツールボックス、私にとって宝箱でした。そのなかに欲しかったボルトとナットを見つけ、さっそく使ってみました。こまごまとしたものをいれていた木箱に、革のベルトをリメイクして持ち手としました。これでこのお道具箱、持ち運びが簡単に。