手仕事屋 梅雨の景色

日の出にきてから、はじめての梅雨の季節を迎えました。

数日ぶりにアトリエへ行くと、閉め切った小屋の中には古いにおいがこもっていて、窓を全開にして新鮮な空気を取り込むと、ようやく呼吸がらくになります。

この季節、とにかく庭の雑草の成長が早い。草刈りタイムは必須です。ミントも大きく育ち、みょうがの葉もぐんぐん伸びて、ブルーベリーの身もぷっくりとしてきました。

先日はゴーヤの苗をいただき、プランターに4本植えました。うまく収穫できたらゴーヤの宴でもやりたいものです。

ところで、ようやくアトリエの屋号看板を作りました。なんか冴えないけれど、ひとまずこれをつるしておくことにします。

梅雨の晴れ間、ミュージシャンのご夫婦が訪ねてくれまして、庭でつんだミント2種類の生ハーブティー(というとおしゃれな感じ?)でお茶をしながら、空手とダンスと音楽のリズム話に盛り上がりました。

このデッキでのお茶の時間が好評で、みんな、くつろいでくれて癒される―と言ってくれます。私の友人は、お世辞は言わない人ばかりなので、たぶん心からそう思ってくれてるのだろうな…と思いたい。

我ながら、ほんとに居心地のよい空間になったと思います。なにせ半年前は荒れ果てた崩れかけた小屋でした。周りの環境はよかったわけで、そこに建築の力が加わるとより一層その環境が生きてくる一つの事例になったかなと思います。空き家はポテンシャルが高いです。今後も一つずつ空き家事業の事例を積み重ねていき、古さの魅力をお伝えできればいいなと思っています。

STUDIO FEVE (スタジオフェブ)は、東京 多摩 で 建築設計・DIYサポート・DIYリノベーション・家具製作・空き家事業を行っています