手仕事屋 はじめてのワークショップ

STUDIO FEVEの日の出町アトリエ、ここ谷の入地区では古くからある家々を屋号で呼んでいます。お隣は鍛冶屋、道の向こうは綿屋、そのまた向こうは木工屋。

だから私たちのアトリエも屋号で読んでほしい、そこで名付けたのが「手仕事屋」です。ここでは定期的にものづくりワークショップを行なう予定です。そのワークを通して、なくなりつつある日本の手仕事文化を伝えて行きたいです。だから、新参者ですが私たちの屋号は「手仕事屋」どうぞよろしくお願い致します。

ということで、先日はじめてのワークショップを開催しました。

「シュロでつくる花かご、春の野花を積んで」

講師には福生萌芽会副会長の近藤さんに来ていただきました。近藤さんは、わら細工の先生でもあり、失われつつある藁の文化を伝えたいと広く活動されています。この時期、ワラは手に入りにくいのて、今回はシュロ細工をお願いしました。

  

みなさん、シュロ細工ははじめてでしたが、近藤さんの指導のもと2時間程度で仕上げました。完成した花かごは様々で、庭にボケや野草の花がが咲いていたのでそれを各自活けました。すてきな作品に満足気。皆さんの作品を並べて、あれやこれやの撮影会。古いハシゴを看板にリメイクした自称ディスプレイボードに吊るしたり、古材デッキに置いてみたり。

終わったあとはお茶会です。庭に持ち出した古材テーブルの上には、お客様が持ち寄ってくださったカップケーキ、果物、お漬物、お菓子と盛りだくさん。楽しい午後のひと時でした。

手仕事屋では、今後もこのようなワークショップを行っていきたいと思っています。ものづくり、手仕事がお好きな方やご興味のある方は参加いただけると嬉しいです。

STUDIO FEVE (スタジオフェブ)は、東京 多摩 で 建築設計・DIYサポート・DIYリノベーション・家具製作・空き家事業を行っています。